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Division R -車とギターと漫画・アニメ-
by にっしー
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女子W杯優勝!
もうほんとに凄い試合でした。

これが大和魂なんでしょうか。自分の中にも同じ血が流れていると自信を持っちゃってもいいのでしょうか。その真髄をこれほどの舞台でこれほどまでに見せ付けられた出来事は今まで無かったです。優勝ですよ優勝。日本の青いユニフォームがFIFAの表彰台の真ん中で紙ふぶきを浴びる姿なんて、今までゲームでしか見たこと無かった(笑)し、リアルな映像なんて想像だにしなかった。

本大会の日本代表は、その決定力の高さが際立っていたように思います。ドイツ戦で丸山が狭いファーサイドに決めた決勝ゴール、スウェーデン戦で相手の戦意を完全に費えさせた川澄のノートラップ超ロングボレー、決勝戦1点目での宮間の左足を伸ばしたシュートは両利きの彼女ならではのタイミングでしょう。

そして延長後半の澤の同点弾、あれは本当に男子のトッププレーやでもまず有り得ないくらいのスーパープレーです!ヒールでGKの詰めてるニアにダイレクトですよ!ヒールで! あれが決まった瞬間、1点目の同点がどんなゴールだったか記憶から消し飛ばされてしまったくらいです。

サッカー界においてこの11ドイツ大会は間違いなく「澤の大会」として記憶されるでしょう。男子で86メキシコ大会が「マラドーナの大会」と称されるのと同じかそれ以上のリスペクトをもって。それくらい価値のある優勝であり、それに相応しい活躍をもって世界に衝撃をもたらしたと思います。

他の選手たちの個性も上手く融合していた良いチームだったと思います。

大野の、あの瞬発力といかにもアタッカーらしい動きは以前から好みのプレースタイルです。今大会はゴールも決めました。鮫島は決勝戦こそ押し込まれていたものの、あんな「ダメな子走り(笑)」で相手をガンガンぶち抜いていくんだから、見ていて爽快でした。逆サイドの近賀はビルドアップでは相変わらずパスが弱くて冷や冷やさせられるシーンも多かったですが、スタミナは以前に増して凄くなった感じ。攻撃時は常に高い位置を保っていた事が数々のゴールシーンを支えていたと思います。

スウェーデンをオフサイド地獄の底に叩き落した岩清水のラインコントロールも見事。決勝終盤のレッドカードもあの時間帯はあれでナイスプレーです。きっちりPA外でしたしね。熊谷は経験差のある相手エースに良く付いて行けてたし、最後のPKをゴール上に決めた度胸も凄かった。インタビュー聞くとあれが優勝を決めるキックだと分かっていなかった様子だけど(笑) 安藤はノーゴールでしたが、前線のプレスが効いていたし、休むことなくDFを釣って澤のゴールを導いてました。

坂口は、あまり目立たなかったように感じる人も居るかもしれませんが、ボランチの相方が得点王をとってしまうくらいですから(笑)、その裏で一人でバランスを取るのは大変だったと思います。永里は、決勝はちょっとムキになってプレーしている部分もありましたが彼女の左足から快進撃が始まりました。海堀は試合ごとに安定感が増していって、そしてPK戦のスーパーセーブ連発ですよ。

もうなんかね、大会の展開とかその背景とか全てが漫画か何かかって感じです。そして、こんなに数々の演出を経て完璧なハッピーエンドで幕を閉じるなんて漫画でも無いですよ。澤を主人公として見た場合は特に感慨深いです。そしてその物語の長い長いプロローグを担ってきた大竹さんがその様子をスタジオで見ていた姿(相変わらず美人ですね)にも、ちょっと涙が出ました。

その当のヒロイン、物語を終わらせる気はさらさら無さそうなのがまた嬉しいですね(笑)

by nissii_z27ag | 2011-07-19 20:09 | 日常その他
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