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ということで、つい先日、小笠原と平泉が世界遺産に選定されたニュースが駆け巡りました(TVで速報テロップまで出た)が、まあ基本的にはめでたい事なのでしょう。
「基本的に」としたのはマスコミが言うように当地の観光収益に少なからず寄与するのは間違いないはずで、特に平泉では震災復興の一つとしても期待されます。 がしかし、良く良く考えれば、世界遺産登録というのは観光ガイドランキングとして行っている訳ではなく、国連の認める人類共有の遺産価値とは観光収入を指すのか?(財政難の途上国に対して保全費用捻出のための観光振興という側面があることは認めますが) と問われれば、そりゃちょっと違うかな~と。まして小笠原で懸念されているように、観光開発によって保全に逆行するリスクがあるとするならば全くの逆効果。 その観光収益が人類全体に具体的にフィードバックされる制度でもあれば別ですが、人類共有という言葉の大きさと、恩恵を受けるのは当地にあってすらそのごく一部の観光業界人という現実とのギャップの大きさに何か虚無感が漂うばかりか、番組中に速報テロップまで流すマスコミのはしゃぎように胡散臭さすら見え隠れしている。 今のご時勢、FIFAやIOCといった例を引き合いに出すまでも無く、よくある事と言えばよくある事なんでしょうが(笑) とまあ、そんな事があちこちで言われているわけですが、私個人の一番の感想としては 別に、日本の自然遺産や文化遺産ってわざわざ国連に宣伝してもらう必要無くね? ってあたりで(笑) 日本の魅力というのは、知る人ぞ知る東洋の神秘、とか、世界の中の隠れ家、とかそう言うイメージが欧米を中心に外国人の人気になってると思うんですよねえ。
by nissii_z27ag
| 2011-07-01 15:15
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