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Division R -車とギターと漫画・アニメ-
by にっしー
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RAW現像に挑戦
このところカメラ関係のネタが続いていますが・・・せっかく機材が揃ってきた(まあ本体のk-mをはじめどれも廉価機材ですがw)ので、RAWソフトを入手して「現像」に挑戦してみました。使うソフトはAdobeのLightroom5です。これまではJPGで記録していて、PaintShopで明るさ補正やシミ取り加工、場合によってはRGB補正もそれなりに出来ていたので、どこまで必要なものなのか良く分からないでいたのですが、やっぱり違いますねえ。

例えばこんな感じです。

補正前
RAW現像に挑戦_e0114968_2194818.jpg

補正後
RAW現像に挑戦_e0114968_2110132.jpg

露光値を上げる事でここまで変わりました。これはフォトレタッチでは出来ないRAWならではの補正でしょう。一見すると暗くて写っていないように見える部分もデジカメは僅かな光をちゃんと記録しているんですね。そういえば星を撮った時も、ファインダー越しには目に見えていない星まで写真上にはちゃんと記録されていた事を思い出しました。

フォトレタッチでも明るさを上げる事はできますが、見えている部分の明るさ(主に白さ)が増すだけで、影に埋もれている光信号を引き出す事までは出来ません。

逆光補正もこうなります。

補正前
RAW現像に挑戦_e0114968_2119595.jpg

補正後
RAW現像に挑戦_e0114968_2121641.jpg

こちらは逆に空の青い色が出るまで露光値を下げつつ、被写体の明るさをカバーするような補正と明瞭度や彩度の補正をかけてみました。補正前では白みがかった空に埋もれていた左上の雲もはっきりと現れています。やはりここでもデジカメは肉眼では区別がつかなくなっている光の差までもきちんと記録しているという事が良く分かりますね。

あまり補正に頼った撮り方ばかりしていると肝心の腕前が上達しなくなってしまうような気もしますが、低い露光や高すぎる露光でもカメラ側がちゃんと光や色の差を記録してくれていて、それを後から引き出せるとなれば、シャッタースピードやシャッターチャンスの幅が広がりそうです。

今回はとりあえずメニュー画面で直感的に分かる操作だけを使ってみましたが、解説本でも読んで使いこなせるようになりたいと思います。

ところでRAWの変換処理は「現像」と称されていますが、元々はフィルム処理の用語ですよね。フィルム時代は自分で現像をやったりもしてました。暗室と言えどもフィルムを取り出す時は電気を消して手探りで現像ボックスにセット、現像液を入れてシャカシャカ振って、印画紙に照射、定着液に浸して像が浮き上がったら取り出して乾かす。懐かしい思い出です(笑) 照射や定着の作業で多少の露光差はカバー出来たりもしたので、現代のRAW変換を「現像」と呼ぶのもあながち外れてないのかな。でもこんなに色んな事は出来なかったように思います(^^; あるいはテクと機材があれば同じような事が出来たのかな?

by nissii_z27ag | 2014-05-24 21:45 | 日常その他
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